こんにちは。2児ママsakanaです;-)
このブログでは子連れ旅、宿泊ホテル、子育ての記録。30代ママが気になったトレンド美容ファッションを発信しています
子どもが産まれる前まで趣味は映画鑑賞と言ってもいいくらい、映画を観るのが大好きでした。
今は隙間時間でしか観ることができないですが、子どもが大きくなったらまた映画館のスクリーンでゆっくり映画鑑賞をするのが小さな夢です。
ある少年の告白 情報
2018年 1時間55分
ザ・ギフトで俳優、監督を務めたジョエル・エドガートンがこの作品では監督として参加しています。
出演者
- ニコール・キッドマン
- ラッセル・クロウ
- ルーカス・ヘッジズ
- グザヴィエ・ドラン
- トロイ・シヴァ
あらすじ
実際に存在する同性愛者の少年少女を矯正させる救済プログラムの実体験を元にした映画
息子ジャレッドの告白に戸惑う牧師である父と母は、同性愛を治すという転向治療法への参加を勧める。
その内容を知ったジャレッドは、自分に嘘をついて生きることを強制する施設に疑問を抱き行動を起こす。
感想
この作品をみて母の愛は偉大なんだと感じた。
確かにこのプログラムに参加させた両親に非がないとは言えない。
だけど父親の価値観もまた間違いではないし、誰も悪くないような気がして…ただわかり合えなかった
家族だって一人の人間の集まり
家族だからわかり合えるわけではない
現在の米国では、規制が進んではいるものの未だにそういうプログラムが施され続けているそう
LGBTQについて思うこと
最近LGBTQに関して、日本でもよく問題提起されているのをテレビで見かけるようになった
諸外国に比べて日本はこの問題に関して遅れていると感じるし、多様化する性的マイノリティを国が理解していく必要があるのではないかと思っています。
そしてもっとLGBTQや性教育を熱心にやってほしい
今自分が持っているそれらの知識って学校ではなく、自分自身で経験したりネットで調べたもの。
当事者にしかわからない苦悩を理解するのは難しいけど、若い時から少しでも知識を持つことで歩み寄ることはできるんじゃないかと思う。
そしてそのセクシュアリティを持った人たちが、存在を否定しなくてもいい世の中に少しはなるのではないか?
母親になってから観る、LGBTQを題材にした作品は本当に考え深い
LGBTQに触れたきっかけは?
この作品を観るきっかけとなったのが、グザヴィエ・ドランが俳優として出演していたからだ!
と思っていたらトロイ・シヴァも出てるじゃないか?
なんなんのこのキャスト選びは!私得じゃん!っていうのはおいといて
そのグザヴィエ・ドランがきっかけとなった人物だ!
彼自身がゲイということを公表している。
そして彼の作品は家族関係、セクシュアリティに悩む若者の感情を映しだしている。
特に私が惹き付けられたのは、Mommy(マミー)という作品だ
画角と音楽の融合。彼の魅せかたが好き。
19才で才能を認められ若き天才とまで呼ばれた彼だが、VOGUE JAPANのインタビューでこう語っている
〝映画制作に対する意欲は以前よりもなくなった〝
〝人生の次の章に進みたい〝
〝その中に映画制作が含まれているかどうかはわからない。〝
いずれにせよ、そんな彼の動向をまだ追いかけたい
もし息子がそうだったら?
私は思う。
それが息子の出した答えだとしたら、受け入れる準備はいつでもできているつもりだ。
健康でさえいてくれればいい。
親より先に死なないでくれればい。
同性が好きであろうと息子が幸せならそれでいい。
まだ起きてもないことを想像して、そんな風に考えている
実際そうなった時の状況によっては、受け止め方が変わってくるだろうけど軸は変わらないと思っている