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予想以上に良かった映画!ジェンダーと母性【ミッドナイトスワン】


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私が見てきて邦画の中でベスト3に入るくらい好きな作品🎀

(若干ネタバレしてます)

ミッドナイトスワン

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あらすじ

故郷を離れ、新宿のショーパブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダー凪沙。 ある日、養育費を目当てに、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることに。 常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。 理解しあえるはずもない二人が出会った時、かつてなかった感情が芽生え始める。

引用元:ミッドナイトスワン - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画

監督・脚本 内田英治とは

ブラジル出身の日本の映画監督で脚本家。

作品と同時に小説も執筆したりしている。

2025年11月28日公開予定のナイトフラワーも手掛けている

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北川景子さんが出演していたあなたが奪ったその日からを見て、母になった彼女の演技にとても魅了されました。その後この映画予告をCMで見掛けてナイトフラワーが気になりました。

ミッドナイトスワンの監督・脚本が同じならと期待値が上がります。

感想

抱えている孤独

凪沙、一果、りん、それぞれ孤独を抱えていた。

一果の友人りんは恵まれた家庭で育ってはいたが親の愛情を感じる事ができず自死を選ぶ。

このシーン演出が好き。あえてりんの自殺について深掘りしないところも良いなと思いました。

それまでのストーリーでどうしてりんが死を選んだかは明らかだから。

性の不一致と母性

凪沙はトランスジェンダーで身体は男性で生れてきたが性自認は女性である。

母親に告白することもできず孤独に生きていた。そんな中で預かることになった一果(親戚の子供)

「なんでわたしだけ・・・」と凪沙が泣くシーンは胸をきゅっと苦しくさせらた。

私は性自認が一致しているけど、そうでなかったらと思うと苦しくて仕方がないのは想像できる。

一果を預り凪沙に”母性”が芽生え始めていく。

当初、凪沙はホルモン注射を受けている病院の担当医に性転換手術をすすめられていたが迷いがあるように描かれていた。

だが女性でない自分は母親にはなれないと感じる出来事が起きその後タイで手術を受ける。

赤いコートと血液

凪沙役の草彅剛さんがインタビューでも言っていたように凪沙のイメージカラーは赤

術後、実母に引き取られてしまった一果を取り戻そうと実家がある広島へ

バレエの才能を伸ばしてあげたいそんな思いもあり、自分がトランスジェンダーであることも知らない母親のところに、一果を取り戻したい一心で向かった凪沙のコートは赤色だった。

その後、一果が中学を卒業し凪沙のいる東京へ上京。

凪沙の家を訪ねた一果だったがそこにはあの頃の凪沙はいなかった。

そこには荒れた部屋、金魚のいない水槽、血が滲むオムツを履いている凪沙がいた。

このシーンは衝撃的だった。

(考察としては何か感染症・合併症にかかったんだと思いました。)

「女になったのはいいけど、サボったらこんななっちゃった」

凪沙は性転換手術をしたが一果を連れ戻せなかったあの日。生きていく希望を失ってしまったのかもしれない。

一果の答え

実母 早織は水色のスーツや青っぽい服を着ていた。早織のイメージカラーは水色だ。

バレエ学校に通うため海外に旅だった一果が履いていたヒールは凪沙のイメージカラー赤。それにトレンチーコート。

凪沙と暮らす前の日常と変わらない日々を過ごしていた一果の背中を推してくれた凪沙。実母以上の愛情と精神的な繋がりを感じていたんだなと思ったシーン。

まとめ

この作品の良さはLGBTQがテーマなだけじゃない。

人間愛だと思った。この作品では凪沙や同僚であった瑞貴、一果の母の恋愛事情は淡泊に描かれていることで、性を超えた愛をより強く感じることができたように感じました。