こんにちは
2児ママsakanaです>^_^<
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現在Amazonプライムで視聴することのできる映画【市子】の感想をまとめた記事です。
この映画は離婚後300日問題を題材に描かれてています。
映画はフィクションですが現実でも無戸籍であるが故に壮絶な人生を体験した人たちがいると言われています。
あらすじ
川辺市子は、3年間一緒に暮らしてきた長谷川義則からプロポーズを受けた翌日に、忽然と姿を消す。
途方に暮れる長谷川の元に訪れたのは、市子を探しているという刑事後藤。後藤は長谷川の目の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。
市子の行方を追って、昔の友人や幼馴染、高校の同級生…とこれまでの彼女に関わりがあった人たちから証言を得ていく長谷川は、かつて市子が違う名前を名乗っていたことを知る。
そんな中、長谷川は市子が置いったカバンの底から一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜査を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。
離婚後300日問題とは
離婚後300日問題とは、母が元夫との離婚後300日以内に子を出産した場合にはその子は民法上元夫との子として扱われることになるという問題、あるいは、このような戸籍上の扱いを避けるために、母が子の出生の届出をしないことによって、子が戸籍に記載されず無戸籍になっっているという問題。
これに関しては身内が離婚した際に知りました。
そして今年の4月に民法が改正され施行されています。
改正点としては、
- 離婚後300日以内に生まれた子でも、その子が前夫以外に再婚した後に生まれた場合には、再婚後の夫の子と推定する
- 女性の再婚禁止期間の廃止
- 子および母にも摘出否認権を認める
感想
時系列が行き来する作品は苦手ですが、この作品に関しては混乱することなく観れました。
市子が当時関わった人物との出来事を整理しながら話が進んで行きます。
長谷川(恋人)がプロポーズした翌日に消えてしまった市子。
市子が荷造り中に流れていたニュースで、もしかして市子が犯人?何かしら関与しているから荷造りしているのか?と思いました。
その後刑事が長谷川の元を訪ねそこからストーリーが動いていく。長谷川(恋人)は市子のことを探すと同時に過去の市子がどんな人物だったのか知っていきます。
市子が無戸籍だという事実を知り、刑事と共に高校の同級生 北に会いにいきます。
「何も知らない」という北が失踪した市子を匿っていました。
北は学生時代から彼女に恋をし市子が起こした出来事を含め、助け支えようとしていましたていました。
彼こそが市子が今まで隠していた過去を知っていたのです。
その出来事後すぐに市子一家は町から消えてしまいました。
北はその後も市子を探していたのです。
市子は「普通の幸せ」を手に入れたかっただけだけど、無戸籍ではどうにもならない八方塞がりな現実がありました。
北の家に突然自殺したい女性が訪ねてきました。
それは市子が計画しその女性から戸籍を貰うためだと北は気付きます。
3人が合流し北と市子は口論し始めますが結末はわからないままシーンは終わる
その後流れていたニュースではっ!!と気づかされます。
このシーンではなんとも言えない気持ちになりました。
この映画ではところどころで「虹」を鼻歌で歌うシーンがあります
ラストシーンでも黒いワンピースを着た市子が鼻歌を歌って終わります
何かから解放されたとき、自分の心を保つために口づざんでいるように感じました
作品を見るまで戸籍があるのが当たり前で気にしたこともなかった。
人並みの幸せが当たり前ではないことを感じました。
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